スタッフ今堀です。
少し前のことですが、眼鏡業界では鼻パッドのないメガネフレームやサングラスが話題になりました。
(世間ではそれほど話題にはなっていないかも・・・)
プラスチックフレームには付いていないことも多いですが、基本的にはほとんどの眼鏡フレームに付いているパーツです。
メガネを使っている内に鼻パッドが劣化したり、外れてしまったりして、お店で交換をしてもらったことがある方も多いのではないでしょうか?
この鼻パッド、大きさや材質などによって、実はすご~くたくさんの種類があります。
基本的にはネジで取り外しをするものが多いですが、中にはこんな風にネジが付いていないものもあります。
ワンタッチタイプと呼ばれる鼻パッドです(正式な名称は僕も知りません)。
金属部分に手でパチンとはめ込むだけで取り付けられます。
一般には、ネジで固定するタイプの鼻パッドが多いのですが、一部のメーカーやブランドでは、ほとんどの商品にワンタッチパッドを採用しているところもあります。
手で押し込むだけで簡単に取り付けができ、一度はめ込むとちゃんと固定されています。
ネジ式のようにネジを回して取り外す必要がないので楽といえば楽です。
外す時にはこんな専用の工具があります。
この工具でパッドを押し出すようにして外します。
メガネフレームのフィッティング(調整)で、鼻にパッドがきれいに当たるように金属部分の調整をするのですが、その際に鼻パッドが邪魔になる場合があります。
そういう時にワンタッチタイプであれば簡単に取り外しができるので、結構便利だったりします。
(メガネを使っている方にはあまり関係ありませんが)
外すとこんな感じになります。
たまにですが、ワンタッチパッドをはめ込む金属部分の隙間が広がってしまうことがあります。
その状態でパッドをはめ込んでも、グラグラしてすぐに外れてしまいます。
鼻パッドがすぐに外れてしまったり、「おかしいな?」と感じることがあれば、購入したお店に相談してフレームを見てもらって下さいね。