スタッフ今堀です。
只今当店ではラフォンを楽しむ一週間を開催中です。
ということで、本日もラフォンの魅力について語らせていただきます。
ラフォンのコレクションには、
上の画像のようなレース模様や幾何学模様が施された
フレームがたくさんあります。
こうしたデザインに魅せられてラフォンのフレームを購入される
そんな女性のお客様も多いです。
かくいう僕自身も、
初めてラフォンのコレクションをじっくり見せてもらった時に、
一番心が引かれたのが美しいレース模様でした。
ラフォンでよく使用されるレース模様は、
「エッチング」と呼ばれるヨーロッパで昔から使われている
古典的な装飾技術を眼鏡に応用したものだそうです。
最近では数多くの眼鏡メーカーがこの技術を使用しています。
ラフォンの資料には、このエッチングの作業工程も載ってあるので、
ちょっとご紹介したいと思います。
①ステンレスシートに玉型を印刷します。
②マスキングシートに腐食されたくない部分(レース模様のデザイン)を印刷。
③マスキングシートをステンレスシートに貼り付けます。
④酸の混入した液体にシートを浸します。
⑤腐食時間によって線の太細を調整します。
⑥腐食を免れた部分だけが残ります。
⑦必要なパーツだけが残ります。
⑧ロー付けやカラーリングの工程に入ります。
1990年代後半には、当時のデザイナーであったロランス・ラフォンが
エッチングの技法を取り入れてフレームをデザインしていたそうです。
ただ、当時はステンレスのロー付けはメッキやカラーはがれが多く、
なかなか大変な作業だったようです。
ここ数年、デジタルプログラムのエッチング技術が定着し、
ステンレスのロー付け加工が改良されたことによって、
より複雑なデザインをフレームに施せるようになってきました。
現在店頭にはたくさんのラフォンのフレームが並んでおりますが、
その中にはエッチングを用いたフレームもたくさんあります。
ぜひ、実際にご覧いただけたらと思っております。
ご来店お待ちしております。