お子様が掛けるメガネだからこそ、見た目だけでなく、掛け心地も大事です

スタッフ今堀です。

 

先日ご注文いただいたお客様のメガネが出来上がりました。

小学生の女の子のお客様です。

 

 

メガネのフレームは、トマトグラッシーズのキッズCタイプ。

カラーは、女の子に人気のクリアパープルカラーです。

 

今お使いいただいているフレームと全く同じもので、サイズだけ一つ大きくさせていただきました。

 

別のデザインやカラーもどうかなと思ったのですが、ご本人が今使っているメガネをかなり気に入って下さっているようなので、今回はサイズの変更だけになりました。

 

 

6年ほど前にお友達のお母さんのご紹介で当店にお越しいただいたのですが、その時は他店で購入されたメガネを使っておられました。

 

お客様は遠視の度数が+10.0Dを超えるため、レンズ中心部の厚みがかなり分厚くなります。

厚みが増えるので、レンズの重量も当然重くなります。

 

その時使っておられたメガネは、掛けているとすぐに下がって来て鼻の上が痛くなるため、親御さんも困っておられました。

 

 

ちなみに、その時のメガネの総重量(レンズ+フレーム)は35gを超えておりました。

 

メガネの重量と言われてもピンと来ない方がほとんどだと思いますが、就学前のお子様が掛けるメガネとしては相当な重量だと思います。

 

ご本人もよく我慢しておられたなと思います。

 

今回お作りしたメガネの総重量は上の写真の通りです。

前回よりフレームのサイズが大きくなったので、全く同じ重量ではありませんが、以前とさほど変わらない重さに仕上げられたかなと思います。

 

 

度数の都合上、レンズはどうしても重くなってしまいますが、軽量のフレームにすることでだいぶ軽量化ができました。

 

ご本人も以前はメガネを掛けるのが相当苦痛だったようなのですが、トマトグラッシーズを使うようになってから、かなり楽になったそうです。

 

スポーツをする時にも安心して掛けられるので、今のフレームを大変気に入って下さっているようです。

 

 

今回のお客様の例のように、たとえ同じ度数であったとしても、フレームの選び方でメガネの重量は変わります。

 

最近はちょっと大きめのメガネが流行っており、大人が掛けているものと同じ流行のデザインを子どもに掛けさせたいと思われる親御さんも多いようです。

 

ただ、流行だからといって度数の強いお子様にそういうメガネフレームを選ぶと、思いがけずレンズが重たくなってしまったり、すごく掛けにくいメガネになる場合もあります。

 

いくら見た目が可愛くても、すぐに下がってきたり、鼻が痛くなるメガネを毎日使うのはかなり苦痛です。

 

そういったことも考えて、親御さんにはお子様のメガネを選んであげてもらえたらと思います。