お客様のメガネのご紹介 視力はいいけれど実は目に負担がかかっている遠視①

スタッフ長尾です。

軽い遠視のある女性のお客様のメガのご紹介です。

と、その前に遠視について軽く解説(!?)させていただきます。

実はとても目に負担がかかっている遠視の眼。遠くはよく見えてしまうので、メガネを掛けてもらうのが難しいです。

遠視の目は、水晶体を通った光が網膜上で焦点を結びません。
このままではぼやけて見えるはずですが、少しのズレであれば自分の力で水晶体をふくらませて、網膜上に焦点が合うようにピント調節ができてしまいます。(ズレが大きくなると調節しきれないので、その場合はぼやけてしまいます)

自身で一番スッキリ見えるように(無意識のうちに)ピント調節するので、視力が1.5や2.0ととても良い方が多いです。

でも、遠くを見るためのこのピント調節が目に負担をかけているのです。(本来は近くを見る時のために使う力(パワー)です)

遠視のメガネは無意識のうちしてしまうピント調節をさせないためのメガネとも言えます。

そういう特性がある遠視のお客様なので、これまでメガネを掛ける事には消極的でした。(掛けても掛けなくても、見え方にあまり差がない)

ですが、手元(新聞・スマホ等)の文字が見にくくなり老眼鏡の掛け外しが面倒になってきたそうです。

 

そこで今回遠くを見るためのレンズ度数をきちんと入れて、遠近両用メガネに挑戦していただくことになりました。

遠近両用レンズは遠くを見るだけのレンズよりも、ユレ・歪みを感じやすく使い方に慣れるまで時間がかかります。

それでも遠くだけでなく近くもきちんと見えれば、お買い物の際の商品の値段や食品の成分、消費期限を見間違えることも無くなる。と決断していただきました。

まずはお家の中から始めてもらうことにしました。ご家族の協力(激励)もあるので大丈夫でしょう(#^.^#)

ここまで思ったよりも長くなってしまったので、フレームの紹介は次回8日火曜日にいたします。

ひきつづきよろしくお願いします。