スタッフ長尾です。
ZEISS (ツァイス)の室内用レンズ、Office Lens(オフィスレンズ)を新たに試してみることになりました。
実際に使ってみた感想をご報告したいと思うのですが、とりあえず本日はどんなレンズなのかを簡単にご紹介したいと思います。
- 室内での使いやすさを第一に考えて設計されたレンズ
- 対象は主に50歳以上の老眼世代。
- 見たい範囲に合わせて3つのタイプから選ぶことができる。
- Room(ルーム)タイプ 大体4m位までの範囲 手元の見える範囲は一番狭い
- Near(ニアー)タイプ 大体2m位までの範囲 手元もそれなりに見やすい
- Book(ブック)タイプ 大体1m位までの範囲 手元は一番広くて見やすい
既にRoomタイプを使用しており、その使い心地については過去にレビューを書かせていただきました。
Roomタイプのレビューを書いた時にNearタイプの見え方がすごく気になっていたので、今回はNearタイプを試してみることにしました。
こちらはオフィスレンズのリーフレットに載っている見え方のイメージです。
今回モニター中の Nearタイプ はパソコン作業がメインのデスクワークを想定し、手元から最大2mまでの範囲の見え方を最適化したレンズです。
(※Roomタイプはもう少し離れた距離(最大4mまで)の範囲が見やすくなっております。)
キーボードとモニターの間で焦点を切り替えることが主となるIT関連のお仕事の方、企業の経理担当者の方などのお仕事がこれに当てはまるのかなと思います。
最大2mまでと言われるとその先はもうボヤけて見えないのかと思いますが、「ちょっとピンボケ」状態になるものの見えないわけではありません。
「クリアに見えていないとだめ!」というような見え方に厳しい方だとだめなのですが、少しくらいぼやけても気にならないような方だと大丈夫だと思います。
(たとえばそこそこの近視の方の場合、家の中ではちょっとボヤけていてもメガネなしで平気で歩いているという方も多いかと思います。)
上の写真をご覧下さい。パソコンのモニターから少し離れた赤い矢印の場所にメガネケースがあると思います。
この位置で大体2mになるのですが、ケースの柄もちゃんと分かります。
そこから先が少しづつピントが甘くなっていき、壁の鏡に映った自分の顔(奥の赤い矢印)はモヤっとして見えます。(Roomタイプなら鏡に映った顔も結構はっきり見えます。)
離れた所はスッキリとは見えないNearタイプですが、横方向、左右の見える範囲が広めの設計になっています。
Office Lensの最長明視域のイメージ図(上の画像)というのがあるのですが、Nearタイプはまさにこんな感じです。
パソコンの前に資料などを広げた時に首を右から左、左から右に動かした時の見え方がRoomタイプよりもクリアで安定しているように感じました。
今回はこのくらいにしておき、実際にモニターした感想は次回のブログで詳しくご紹介したいと思います。