スタッフ今堀です。
当店では只今、
HOYAのBOOM individualシリーズ アップグレードキャンペーンを開催中です。
キャンペーン詳細はこちらをご覧ください。
BOOM individualシリーズは、HOYAの眼鏡用レンズの中でも、
最上位グレードに位置づけされているレンズです。
それだけすごいレンズなのですが、
一般の消費者の方にとっては、
何がすごいのか、よく分かりませんよね。
なので今日は、その辺りを簡単にご説明したいと思います。
まずはこちらをご覧下さい。
こちらはお店でお客様からレンズのご注文をいただいた時に、
レンズメーカーにそのレンズをオーダーする時の画面です。
こちらは以前にブログでご紹介したWellna (ウェルナ)というレンズの注文画面です。
レンズ名、コートの種類、レンズタイプの他にレンズの度数を入力します。
基本的には入力する情報はこれくらいです。
それに対して・・・・
こちらがBOOM individualシリーズのレンズ注文画面です。
レンズの度数以外に、F頂点間距離、F前傾角、Fそり角という入力項目が
増えているのがお分かりいただけるでしょうか?
ちなみにこのFはフレームのことです。
ちょっと小難しい言葉が出てきましたが、
これらは3つとも、フレームを掛けた時の装用状態をあらわしています。
こうした情報をレンズ注文時に入力することで、
それを反映したレンズの設計をしてくれるのが、
BOOM individualシリーズなのです。
では、
BOOM individualシリーズ以外の他のレンズの場合、
そういった情報を入力することができないのに
どうやってレンズの設計をするの?
と思いませんか?
実はメガネのフィッティングをする際に、
頂点間距離、前傾角、そり角は、
大体これ位が良いという基準値があります。
メーカーによっては微妙に異なるようですが、
その基準値に近い値をベースにしてレンズの設計が行われています。
(厳密にはもっと複雑な計算が行われていたりしますが。)
なので、特に遠近両用レンズを作る場合には、
フレームのフィッティングというのが非常に大切になります。
ただ、様々な理由によってフィッティングが困難な場合もたくさんあります。
理想とされる装用状態に近づけることはできても、
完璧に合わせることは正直なかなか難しいです。
だったらお客様がフレームを掛けた時の装用状態を数値化し、
そのデータを反映させたオーダメイドレンズを作れば良いんじゃないの。
ということで誕生したのがBOOM individualです。
(※かなり噛み砕いて説明しています)
では、どうやって装用状態を数値化するのか?
そのために登場するのがこちらの測定器です。
実際の測定の様子をご紹介したかったのですが、
長くなってしまったので今回はこれくらいにします。
続きは次回に(笑)