最近はあまり見かけなくなったデコラティブなメガネフレームたち(フロント編)

スタッフ今堀です。

先日のブログで、デコラティブ(装飾性の高い)なテンプルデザインのメガネフレームをご紹介しました。

最近はシンプルなテンプルデザインのメガネばかりを見ているからなのか、久しぶりに見ると何だか新鮮な気分になりました。

今のトレンドはシンプルなデザインが主流なので、最近はほとんど見かけることがなくなってしまいましたが、こういったデザインのメガネもやっぱり楽しいですね。

(現在は眼鏡フレームを作るための原材料費や光熱費が高騰しているため、以前のような凝ったデザインのフレームがなかなか作れないという事情ももしかしたらあるのかもしれません。)

本日ご紹介するのもデコラティブなメガネフレームなのですが、今回はテンプルのデザインではなく、フロント(前枠)のデザインがデコラティブなものをご紹介したいと思います。

もはやアート?とも言えるようなデザインのものもありますので、ぜひ楽しみながらご覧いただけたらと思います。

EP-851
52□16-135
カラー:3
35,200円(税込)

先日のテンプル編でもご紹介したPutri(プトゥリ)という日本のレディースブランドのメガネフレームです。

ブランド初期の頃のモデルで、最近のデザインとはだいぶ雰囲気が違います。

最近のモデルに比べると縦幅がかなり細いナイロールタイプのフレームです。

サイドに和柄の装飾を施した面白いデザインになっております。

このブランドを扱っているメーカーの担当営業さんに聞いたところ、表面に印刷してあるそうです。

昔、AKITTO(アキット)のデザイナーさんがお店に来られたことがあったのですが、その時にこのフレームを見て、「へえ、こんなこと(加工)もできるんだ」と、じっくり見ておられたのが印象に残っております。

bed
49□20
カラー:GFL
48,900円(税込)

続いては女性のお客様に大人気の眼鏡ブランド、AKITTO(アキット)のこちらのモデルです。

2014年に発表されたモデルで、アキットのコレクションの中ではかなり以前のものになります。

眉のようなブロウパーツが付いたおしゃれなメガネフレームですが、そのブロウ部分のデザインがすごく素敵です。

布の様な質感の表面処理が施されており、アキットお得意のミル打ち加工で囲まれています。

美しい花のデザインは、デザイナーさんがヴェルサイユ宮殿を訪れた際に、そこで見たマリーアントワネットのベッド(bed)から着想を得たデザインだそうです。

昨日ご紹介したtef同様、、こちらもアキットファンの方にとってはレアな一本と言えるかもしれません。

CAPELINE
49□18-136
カラー:499
41,800円(税込)

テンプル編でもご紹介したフランスのlafont(ラフォン)というブランドのフレームです。

現在は日本製の眼鏡フレームをメインで取り扱っているので、ブランドの取り扱いは終了してしまったのですが、まだ何本か在庫が残っており、こちらはその内の一本です。

サイドの部分を見ると、中をくり抜いたような面白いデザインになっており、左右合計8個の黄色のスワロフスキーで飾られております。

グリーンのカラーに目を奪われますが、リムの部分をよく見ると、下側部分だけがテンプルと同じブルーになっております。

カラーリングも含め、非常にデザイン性の高いメガネフレームです。

PAULETTE
50□19-135
カラー:112
31,900円(税込)

こちらもラフォンのフレームです。

かなり昔のモデルなのですが、最近のメガネに比べるとかなり細めのフレームですね。

フロントの上半分をレース模様のようにくり抜いて作られたデザイン性の高いメガネフレームです。

さすが、芸術の国フランス、メガネも芸術的ですね。

いかがだったでしょうか?

今思うと「やり過ぎじゃない?」と思うようなデザインもありますが、10年くらい前はこういうデコラティブなメガネフレームが結構ありました。

「こんなメガネもあるんだあ」と楽しんでいただけたなら幸いです。