スタッフ今堀です。
営業日にはほぼ毎日ブログを書いており、これまで書いたブログ記事はかなりの数となりました。
毎月、Googleがどの記事がよく読まれていたかをメールで知らせてくれるのですが、最近になってこちらの記事が上位に上がってきました。
3年ほど前にデスクワークレンズについて書いた記事です。
このブログ記事の影響なのかどうかは分からないのですが、最近、デスクワークレンズのお問い合わせが増えております。
※レンズメーカーごとに名称が異なるため、分かりやすいように当店ではデスクワーク(用)レンズと呼んでおります。
デスクワークレンズは、多焦点(累進屈折力)レンズと呼ばれるレンズの一種です。
レンズの紹介ページで詳しく解説しておりますので、レンズについて知りたい方はこちらをご覧下さい。
ところで、デスクワークというと、バリバリ仕事をしている30代や40代というイメージがあるかもしれません。
ですが、実はこの世代だとあまりデスクワークレンズのメリットは感じられないと言われております。
30代や40代の方であれば、サポートレンズや遠近両用レンズ、場合によっては単焦点レンズなどでも十分よく見えるからです。
デスクワークレンズのメリットが感じられるのは、50歳以上の老眼世代になります。
本などを読むために老眼鏡を使われている方や、近くを見る時にメガネを外して見ておらえるような方です。
40代から老眼は始まりますが、見づらさを本格的に感じるようになるのは50歳前後です。
50歳を過ぎると今まで見えていた距離にピントが合わなくなり、離して見ないと見づらくなります。
近視を補正するメガネを掛けている方の場合は、メガネを外さないと近くが見づらくなります。
手元が非常に見づらくなるため、老眼鏡を掛けることになります。
ところが、老眼鏡をかけると手元は見やすくなるのですが、今度は少し離れた位置が見づらくなってしまいます。
特にデスクトップパソコンのモニターを少し離した位置に置いて見ておられる方や、モニターの間に資料を置かれている方の場合、モニター画面がこの見づらいゾーンに入ってしまいやすいです。
自分自身が少し近づくことで見えるようになるのですが、前のめりの姿勢で見ることになるため、長時間作業すると体もしんどいですし、作業効率も悪くなります。
デスクワークレンズであれば、自然な姿勢で見ることができます。
遠近両用レンズのように遠くがすっきり見えるわけではないのですが、少し離れた場所が見えることで作業の楽さがだいぶ変わります。
店頭ではテストレンズを使ってパソコンのモニターをご覧いただいているのですが、「確かにこれは楽だわ」と言っていだけることが多いです。
現役でお仕事をされている方はもちろんですが、ご自宅で趣味でパソコンをされている方でも、単焦点の老眼鏡からデスクワークレンズに変えられる方が増えております。
次回は当店で取り扱っているデスクワークレンズの中から、おすすめのレンズをご紹介したいと思います。