最近増えているチタンの鼻パッド、他の材質のものに交換することもできます

スタッフ今堀です。

最近はこのブログだけでなく、当店のインスタグラムを見てご来店いただくお客様も増えて来ました。

インスタグラムでTAYLOR WITH RESPECT(テイラーウィズリスペクト)を知り、「どんなフレームなのか気になって見に来ました」というお客様も多いです。

本日もお二人のお客様にテイラーウィズリスペクトをお買い上げいただきました。

相変わらずの人気ぶりです。

そんなテイラーウィズリスペクトですが、フレームにはデザイナーの脇さんが考案した様々なオリジナルパーツが使用されいます。

代表的なものとしては、日本人の頭部形状に合わせてデザインされた「Sラインテンプル」があります。

Sラインテンプルについては、昔ブログで紹介記事を書いておりますので、興味のある方はこちらもご覧下さい。

Sラインテンプル以外にも、「クラウドパッド」と呼ばれるオリジナルの鼻パッドがあります。

左右別設計になったチタン製の鼻パッドです。

最近はテイラーに限らず他のブランドでもチタン製の鼻パッドを使っている眼鏡ブランドが多くなりました。

僕がこの業界で働き始めた頃は、メガネフレームに付いている鼻パッドはほとんどが樹脂製でしたが、最近はチタン製の鼻パッドが付いたフレームもよく見かけます。

チタン製の鼻パッドは樹脂の鼻パッドに比べると劣化しにくく、長く使えるというメリットがあります。

高級感があって見た目もカッコいいので、デザイン性を重視した眼鏡ブランドのフレームにはチタン製のパッドがよく使われおります。

ただ、見た目はカッコいいのですが、表面がツルツルしているため結構滑りやすいという短所もあります。

そのためかどうかは分かりませんが、掛け心地を重視する眼鏡ブランドほど、チタンパッドをあまり使用しない傾向があるようです。

(チタン製のパッドの方が価格が高くなるからという理由もあるかもしれません。)

そういうこともあり、当店でテイラーウィズリスペクトをお買い上げいただいたお客様の中にも、チタン製から樹脂製の鼻パッドに交換させていただいた方も結構おられます。

特に、汗をよくかく夏場はチタン製だとどうしても滑りやすくなってしまうため、滑りにくいシリコン製の鼻パッドに交換させていただくことも多いです。

ブランドによっては交換ができないような特殊な鼻パッドを使用しているものもありますが、テイラーの場合は他の鼻パッドにも交換することができるので安心です。

鼻パッドは単なる装飾品ではなく、メガネの掛け心地を左右するかなり重要なパーツです。

パッドの大きや形状によって(パッドが小さいと圧力も大きくなる)掛け心地にも影響します。

また、直接肌に接する部分でもあるので、肌に合った材質のものを使用することも重要になります。

脂性の方だとどうしても滑りやすくなってしまうので、フィット感に優れた材質の方が良いこともあります。

メーカー出荷時に付いている鼻パッドが必ずしも最適というわけではなく、使う人に合わせて使いやすいものに交換する必要もあります。

たんに見た目がカッコいいからチタン製の鼻パッドが良いとか、形が可愛いから小さめの鼻パッドが良いというわけではなく、お客様に合わせて最適と思われる材質や形状のものをおすすめさせていただいております。