スタッフ今堀です。
当店では、HOYA(ホーヤ)、東海光学、ZEISS(ツァイス)の3つのレンズメーカーのメガネレンズをメインで取り扱っております。
※取り扱いレンズメーカーの紹介ページもありあすので、詳しくはこちらをご覧下さい。
その中でも一番新しく取り扱いを始めたのが、ドイツのレンズメーカー(製造しているのは日本)、ZEISS(ツァイス)です。
取り扱いを始めた当初は、今までお客様に販売したことがないレンズということで、見え方についても少し不安な点もありました。
そこで、百聞は一見に如かずということで、担当営業さんにも協力していただいてスタッフ自身でツァイスのレンズを色々試してみました。
その甲斐もあって今では自信をもってお客様におすすめできるようになりました。
最近はツァイスのレンズを選ばれるお客様もだいぶ増えて来ました。
その中でも特にご好評いただいているのが、こちらのレンズです。
ZEISS Office Lens(ツァイス オフィスレンズ)
“室内空間をもっと快適にする”というコンセプトのもと設計されている室内用レンズです。
最近も何名かのお客様にこのツァイスのオフィスレンズをお買い上げいただきたのですが、出来上がったメガネを掛けてみていただいた時の反応がすごく良いです。
オフィスレンズの良さを感じていただきやすいのは、大体50歳以上の老眼まっただ中の方です。
日常的に近くの見づらさを感じるようになり、老眼鏡や遠近両用レンズが必須となる方です。
遠近両用レンズをお使いの方であれば、そこそこの近用度数が必要になっていて、デスクワークの際は遠近両用レンズだとちょっと見づらいなという方に特におすすめです。。
ところで、HOYAや東海光学からも室内用のレンズは発売されております。
ただ、基本的には遠近両用レンズと同じ設計で、中間手元の見え方をより重視した室内用タイプを選ぶというかたちになります。
レンズの遠方・中間・近方の見え方のバランスが変化し、遠近両用タイプよりは中間と手元の見える範囲が広くなります。
これに対し、ツァイスの場合は、オフィスレンズという室内専用設計のレンズが用意されております。
ツァイスにも遠近両用レンズはありますが、基本的な設計から異なっており、あくまでも室内でのデスクワーク作業での使いやすさを考えてレンズが設計されております。
ちなみに、ツァイスのメガネレンズにはドライブ(運転)専用のレンズというのもあります。
運転時の視線の動かし方などを分析して設計に反映させているそうで、運転時の見やすさを第一に考えて設計されたレンズです。
カメラのレンズでも有名なツァイスですが、プロのカメラマンが撮影する場面や目的ごとにレンズの種類を変えるのが当たり前なように、メガネのレンズもそれぞれのシーンで使いやすいレンズに変えた方が良い、そんな考えが根底にあるのかもしれません。
室内での作業といっても、実際は職種などによっても内容がかなり異なります。
そこで、見たい距離に合わせて3つのレンズタイプが用意されており、お客様お一人お一人に合わせて使いやすいレンズをお選びいただけるようになっております。
実際に販売させていただく際には、接客(立ったり歩いたりする)時間とパソコン作業(画面の前で座っている)時間の割合をお聞きし、レンズタイプのご提案をさせていただいております。
「普段外出される時に使うメガネとは別に室内用のメガネをもう一本作りましょう」とお話しすると、「いちいち掛け替えるのはめんどうだし、一本で済ませたい」と仰る方も多いです。
ですが、老眼世代になるとデスクワーク作業での見づらさや目の負担が大きくなりますし、一種類のレンズで全てをやるというのは無理があります。
見づらさを我慢しても仕事のパフォーマンスが下がるだけですし、それならばその作業がしやすいレンズをお使いいただいた方が結果的にパフォーマンスも上がり、目も楽になると思います。
当店のスタッフ長尾もツァイスのオフィスレンズを使っており、3つのレンズタイプ全てでメガネを作っております。
タイプ別の見え方の違いなどもアドバイスできると思いますので、興味のある方は気軽にお尋ね下さい。