レンズカラー 淡い色ほどカラー選びは慎重に

スタッフ長尾です。

眩しさよけやおしゃれにとレンズに色を入れてお作りすることはよくあります。

サングラスのように、瞳が見えないくらいとても濃い色の場合は気にしなくても良いのですが、オシャレ用の淡いカラーを選ぶ時は少し気をつけていただきたいことがあります。

色には暖かさを感じる赤・橙・黄や、寒さを感じる青緑・青があります。(緑・紫は暖・寒どちらでもない中性色)

暖色系の色は膨張、進出しているように見える色で膨張色(進出色)といい、寒色系の色は収縮、後退しているように見える色で収縮色(後退色)と言われます。

ブルー系の色は収縮色(後退色)なので、まぶたが腫れぼったい時のカバー力があります。また、目元の黄味を補正して肌に透明感を出し、すっきりした印象にする効果もあります。

ただ、この収縮色(後退色)は、レンズ越しの目が小さく見えてしまう近視度数が強い方のレンズに使うと、余計に目が小さく感じられてしまうマイナス効果があります。

こういう場合は、暖色系のオレンジやピンクがおすすめです。キュートで優しい印象をあたえてくれるカラーでもあります。

シャープでカッコいい系がお好みでしたら、赤み寄りのパープル系をおすすめします。落ち着きの中にも華やかさを感じさせる色です。

レンズの染め方をグラデーションにするとオシャレ度がさらにアップします。

眩しさを抑えながらも肌を美しく見せるようなカラーレンズもありますので、カラー選びに迷ったらおスタッフ長尾まで気軽にお声かけください。