所変われば、

スタッフ長尾です。

 

今日は土用の丑の日ですね。鰻は召し上がりましたか?

今年はちょっとだけお安くなっているみたいですね。

私はといいますと、食べていません(笑)

そもそもうちの田舎は、土用の丑の日という習慣が無かったような・・・

6月の茅野の輪くぐりや、水無月を食べることもこっちに来て知りました。

(水無月というお菓子の存在も知りませんでした)

引っ越してきた当初は、

「えっ?!」「どういうこと!?」「なんですかそれ?」

ってことばっかりで、

所変われば、品も習慣も変わるってことを実感する日々でした(笑)

 

所が変われば品物も変わるのはメガネフレームも同じで、

欧米のフレームは、特に鼻の辺りの作りが日本製とは違います。

(欧米の方とアジア人では、鼻の高さが全然違いますしね・・・)

中でも、特に独立した鼻パットが付かないプラスチック製のフレーム。

 

こちらはイタリア製のサングラスの鼻パッド。

 

 

こちらは日本製のプラスチックフレーム。

鼻パッド部分に高さがあります。

 

欧米の方は、いわゆる“鼻っ柱”がしっかりあるので(それも太目)、

 

 

当然鼻幅も広めに作られています。

日本人の鼻幅に合わせて作ると、メガネが上がりすぎてしまうんですね。

(何とも羨ましいですが・・・)

欧米仕様のフレームやサングラスをそのまま日本人が掛けると、

鼻にうまく当たらずずれ落ちてしまったり、

レンズが大きいものだと頬に当たったりします。

海外ブランドのサングラスあるあるです。

 

たとえば、当店で取り扱っているlafont (ラフォン)という眼鏡ブランド。

こちらはフランスのブランドで、フレームもフランスで作られています。

ラフォンのプラスチックフレームは、

美しいプラスチック生地が使われていてとっても魅力的なのですが、

フレームの鼻幅は日本のフレームに比べ若干広めです。

そのまま掛けると、大抵の日本人の女性の場合、

レンズと目が近付き過ぎてまつげが当たってしまったり、

メガネがかなり下に下がってしまったりします。

 

 

 

なので、当店ではあらかじめパッド付のものに付け替えてあります。

日本人の女性が掛けてもちゃんとメガネが鼻に当たるように、

仕様を変更しております。

 

また、当店で取り扱っているもう一つの海外ブランド、

オーストリア製のシルエット。

 

シルエットのフレームは、日本向けに販売されるものについては、

アジア向けの仕様になって販売されています。

 

 

鼻幅はすこし狭めで、鼻パッドの足は長め。

鼻パッド自体も縦長で大きめのサイズになっています。

なので、日本人が掛けてもフレームが下がらずにすむのです。

最近はメーカーも色々と考えるようになって、

販売する所(国)が変われば、そちらに合わせて品を変化させています。