スタッフ今堀です。
メガネレンズには、
「調光レンズ」と呼ばれる種類のレンズがあります。
室内でほぼ無色のレンズなのですが、
外に出ると太陽光や紫外線に反応してレンズの色が変化します。
室内に戻ってしばらくするとまた無色に戻ります。
室内では普通のメガネとして使えて、
外に出た時だけサングラスになってくれるという
非常に便利なレンズなのです。
つい先日、この調光レンズをお使いのお客様が、
新しいメガネを作りに来て下さいました。
原付バイクに乗られるのですが、
その時に調光レンズが大変便利だということで、
今回ももちろん調光レンズを希望されました。
(画像はHOYAウェブサイトより)
この調光レンズですが、
紫外線の量によってレンズの濃度が変化します。
夏場に比べるとこれからの時期は紫外線量が少なくなるので、
あまりレンズは濃くならないのかなと思いそうですが、
実は冬場の方がレンズが濃くなりやすいのです。
HOYA社のウェブサイトでも説明されていますが、
調光レンズの色の変化には、紫外線量と温度が関係します。
紫外線の量が多い場所であれば、
温度が高い環境より温度が低い環境の方が色が濃くなります。
スキー場のように温度も低くて、かつ紫外線量も多い場所で使うと
調光レンズの濃度は最も濃くなると言われています。
気温が低くなる冬場は、色が戻るのにも時間がかかります。
夏場と同じ感覚で冬場に室内に入ると、
レンズがかなり濃い状態のままであったり、
思いがけず暗く感じたりすることもあるので注意が必要です。
どれくらいの濃さになるのか?
どれくらいの時間で無色に戻るのか?
実際にご覧いただくことも出来ますので、
興味のある方は気軽にスタッフに声をおかけ下さい。