メガネは買った後にも調整が必要です

スタッフ今堀です。

 

先日、当店でトマトグラッシーズのフレームで

メガネを作っていただいたお子様がご家族と来店されました。

 

「最近メガネを掛けると鼻が痛いと言うのですが、

ちょっと見てもらえますか?」

ということだったので、メガネの掛け具合を見させていただきました。

 

 

耳に掛かる先端部分のパーツ、先セルが耳にくい込んでいました。

メガネをお渡しした時には問題なかったのですが、

身体の成長とともに頭も大きくなっていたようで、

耳までの長さも伸びていたようです。

大人の場合は、頭が大きくなることはまずないと思いますが、

小さいお子様ですと、こういうこともよくあります。

 

 

耳にくい込むので耳の後ろが痛くなりそうですが、

先セルの素材も耳の皮膚も非常にやわらかいので、

案外気がつかれないお子様も多いです。

(でも、耳の後ろにしっかり跡が付いておりました。)

 

 

先セルが後ろに引っ張られるかたちになり、

フロント(前枠)側が顔に押し付けられ、

鼻が痛いという症状が起こります。

 

 

トマトグラッシーズのフレームは、

先セルの位置を縮めたり伸ばしたり調整できるようになっています。

お渡し時にはしっかりと調整させていただいておりますが、

使っていただいている間に調整し直す必要が出てきます。

個人差があるので一概には言えませんが、

半年に一回くらいは調整に来ていただくようにお願いしています。

 

買い物をする時には、買った後のことまでなかなか考えられませんが、

メガネという商品は買った後にも調整が必要になることがよくあります。

価格や手軽さでネットでの購入をしたくなる気持ちもよく分かりますが、

買った後にもちゃんとメガネの相談ができるような、

信頼できるお店で購入されることをおすすめします。