スタッフ今堀です。
今月はメガネを壊してしまったというお客様が結構来られました。
長い間使われていて壊れてしまった場合や、
踏んでしまわれて壊れてしまった場合など、
いろんなケースがありますが、
今日は、お使いのメガネ(フレーム)が壊れてしまった場合の
対処方法についてお話したいと思います。
メガネが壊れてしまった場合、
「やっぱり新しいメガネに買い替えないといけないのかな?」
そんな風に考えられる方も多いのですが、
フレームだけを交換したり、壊れた箇所のパーツを交換したり、
壊れた箇所を修理することも可能です。
その場合は今お使いのレンズを使うことができるので、
レンズ分のお金を節約できます。
まず、フレーム一本まるごとを交換するという方法。
メーカーに同じフレームで同じサイズの在庫があれば、
フレームを取り寄せて交換することができます。
(年数が経っていると在庫がない場合もあります。
同じカラーがない場合、別色でもレンズは使えます。)
レンズもそのまま交換するだけなので、
フレームが入荷しだいすぐにメガネが使えるようになります。
フレームまるごと新品になるのでキレイになりますが、
まるごと交換するのでお金はそれなりにかかってしまいます。
次にパーツだけを交換する方法。
けっこう知らないという方が多いのですが、
壊れた箇所の部品だけを取り寄せて交換することも可能です。
メーカーによってはフレームそのものだけでなく、
パーツの在庫を持ってくれている場合もあります。
たとえばこちらのフレーム。
クリングスと呼ばれる鼻パッドを付けるための金属が折れてしまっています。
この場合はフロント(前枠)のみを交換すれば、
テンプル(ウデ)は今のをそのままお使いいただくこともできます。
(ただし、テンプルにも変形が見られる場合などには、
フレームごと交換してもらった方がよい場合もあります。)
こちらはテンプルとフロントをつなぐネジ部分が折れてしまっています。
この場合は、フロントと折れていない方のテンプルをそのまま使い、
折れた方のテンプルだけの交換で大丈夫です。
一般には、フロントよりもテンプル(一本)の交換の方が安いです。
(中にはテンプルの方が高いフレームもあります。)
フチなしフレームなどの場合には、
さらに細かいパーツの交換で済む場合もあります。
最近はフロントとテンプルが一体となっているフレームもありますが、
こうしたフレームの場合は、パーツでの交換はできません。
フレームやパーツを取り寄せて交換する場合には、
お店がそのフレームを取り扱っている必要があります。
お店がそのフレームを販売しているメーカーと取引がないと、
フレームやパーツを取り寄せることができないからです。
まずは買われたお店に持って行っていただき、
メーカーに在庫を確認してもらうと良いと思います。
引っ越しをされたなどの理由で買ったお店に行くのが難しい場合でも、
とりあえず電話やメールで相談してみると良いと思います。
時間がかかっても良いという方の場合には、
修理という方法もあります。
次回はメガネの修理についてお話したいと思います。
その②に続く(多分・・・)