スタッフ今堀です。
先日ご注文いただいたお客様のメガネが完成しました。
度付レンズを入れたスポーツサングラスです。
レンズは乱反射をカットする偏光レンズが入っております。
先日ブログでご紹介したRARTS(アーツ)という商品です。
(RARTS(アーツ)の公式サイトはこちら)
このRARTS、実は発売されたばかりのレンズでして、
カラーのサンプルがまだ入荷しておりません・・・・
さすがにお客様に見本も見せずに販売するわけにはいかないので、
問屋さんの担当セールスさんに無理を言って貸していただきました。
(わざわざ店まで持って来ていただきありがとうございました。)
休日に野球の審判をされておられるお客様で、
昨年末に当店にサングラスを作りに来ていただきました。
マスクを付けたり外したりしなければならないので、
なるべく安定して掛けられるサングラスをご希望でした。
(実際にマスクを持って来て下さり、いろいろお試しいただきました。)
その時から度入りのレンズも希望されていたのですが、
度付の偏光レンズは通常の眼鏡レンズに比べるとお値段も高いので、
とりあえずコンタクトでサングラス(フレーム)の使い勝手を試していただき、
問題がなさそうなら度付のレンズを入れさせていただいてはどうか?
そういうご提案させていただきました。
数か月お試しいただいて問題なかったということだったので、
今回は度付の偏光レンズを入れさせていただくことになりました。
スポーツ用のハイカーブレンズも良いのですが、
人(度数)によっては距離感がちょっとつかみにくくなることもあるので、
サングラスは専用のアダプターをはめ込むことによって、
通常のレンズカーブで入れられるタイプのものになっています。
普段掛けておられるメガネに近い見え方が期待できます。
(パソコン画面に写っているのはお客様ではなく、
以前この測定器の練習台になってくれた営業担当さんです。)
当店にある専用の測定器を使用し、
サングラスを掛けた状態でのフレームの湾曲具合を測定しました。
やはり通常の眼鏡フレームよりは湾曲が強めになりました。
RARTSにもいくつかレンズの種類があるのですが、
スポーツサングラスのような湾曲が強いフレームでも、
視線とレンズの角度がずれないように度数に補正を加えてくれる、
特別なレンズを使用させていただきました。
見え方もだいぶ良くなるのではないかなと思います。
レンズカラーはロスカボス。
強力な日差しを浴び続けるような過酷なシチュエーションでも、
しっかりと眩しさを抑えて目を保護してくれるディープグレーレンズカラー。
高い撥水性で水をはじき、汚れを拭き取りやすくした特別なコートを付けています。
実際に完成したメガネを拭いてみたのですが、
メガネ拭きがレンズの上を滑るようですごく拭きやすかったです。
僕もちょっと欲しくなりました(笑)
完成まで時間がかかってしまい申し訳ありませんでした。
お買い上げいただきどうもありがとうございました!