スタッフ今堀です。
最近の眼鏡レンズは様々な機能コーティングが付けられるようになっております。
(東海光学のウェブサイトより)
皮脂や汚れが付きにくく、付いても拭けばサッと取れるコーティング。
耐擦傷性(こすりキズ)に優れたキズに強いコーティング。
(従来のものよりも強いという意味で、決してキズが付かないわけではありません)
ホコリや花粉などが付きにくい帯電防止機能の付いたコーティング。
エネルギーの強い青色光をカットするブルーライトカットのコーティング。
などなど・・・
(偏向レンズRARTSのウェブサイトより)
レンズメーカー各社からいろんな機能コーティングが発売されております。
「コーティングって何?」という方もおられるかもしれないので、あらためてご説明しますと、レンズの表面処理のことです。
メガネレンズというのは、レンズ基材の両端に実は複数のコート(めちゃくちゃ薄~い膜のことです)が施されております。
最近の眼鏡レンズは、先ほどご紹介した様々なレンズコーティングの中から自由に選ぶことができるようになっております。
レンズそのものは同じでも、機能コーティングを付けることで、レンズがパワーアップするというわけです。
僕がこの仕事を始めたばかりの頃は、汚れのふき取りやすいレンズコーティングが少しずつ普及し始めた頃で、当時はオプションで付けておりました。
最近ではどのメーカーのレンズでも標準で付けられています。
さらに高い撥水性をもたせて簡単に汚れがふき取ることができるコーティングや、
(HOYAウェブサイトより)
レンズの機能性だけでなく見た目も重視し、レンズの反射光を白っぽい自然な色にすることで目元を明るく見せるこんな機能コーティングも発売されております。
メガネレンズを洗浄するとよく分かるのですが、レンズ表面のコーティングで拭きやすさや使い勝手が結構変わったりします。
度数が弱くてそれほど高価なレンズを使わなくても大丈夫という方や、薄型のレンズにしても厚みがほとんど変わらないという方、ご予算にちょっと余裕があるという方は、機能コーティングを少し良いものにしてみるのもおすすめです。
レンズの機能コーティングに興味のある方は、気軽にスタッフに声をおかけ下さい。