スタッフ今堀です。
最近、免許更新のためにメガネを作りに来られるお客様が増えております。
「更新はまだだいぶ先なんだけど、視力が出ているか一度調べて欲しいし、今のメガネの度数が合っていないなら作り替えたい」
そんな準備万端な方もおられれば、
「先日、免許の更新に行って来たんだけど、(更新に必要な)視力が出ていないから、メガネ屋さんでメガネを作り直すように言われた・・・」
そう言って慌てて来店される方も結構おられます。
若い方の場合であれば、メガネを新調していただくことで免許更新に必要な視力が出せることが多いのですが、高齢者のお客様の中には、メガネの度数ではなくて、目そのものが原因で視力が出ない場合も結構あります。
代表的なものが白内障ですが、白内障がかなり進行していて視力が低下している場合には、メガネの度数を変えても視力はほとんど良くなりません。
ちなみに、白内障かどうかは眼鏡店では分かりませんので、疑わしい場合には眼科の受診をお願いしております。
注意していただきたいのは、このような目の病気が原因で視力が出ない場合、なかなかすぐに対応が出来ないことも多いということです。
見えにくい原因が白内障であれば、白内障の手術をすることで視力が良くなる可能性もありますが、今日眼科に行ってその日の内に手術をしてもらえるというものではありません。
病院や先生のスケジュールがありますので、手術が数か月先になってしまうこともあります。
高齢の方の中には、現在もお仕事をされておられたり、移動の手段として車の免許がどうしても必要という方もおられると思います。
そういう方にとっては免許の更新ができるかどうかは生活に関わる問題です。
免許更新の直前になって慌てることがないように、更新前から定期的にかかりつけの眼科で目の検査をしてもらったり、普段メガネを作っている眼鏡店で視力をチェックしてもらっておくことをおすすめします。