スタッフ長尾です。
オーダーメイドレンズ体験記その2です。体験記1はこちらをご覧ください。
「雅」と「ウェルナ」を掛け替えて比べるにあたり、
フレームの大きさ・掛け具合が同じになるようによく似たレームを選びました。
(手前緑色のフレームに「雅」が入っています)
メガネの傾斜角等も二つのフレームが同じになるように調整しています。
今回体験した遠近両用レンズはCity(シティ)は通常の遠近両用レンズField(フィールド)よりも遠くが少し見づらくなりますが
その分中間から近くが少し見やすくなります。
遠くを見る度数から近くを見るための度数までの長さ、累進帯といわれる部分が長めに設定されてるため(画像の黄色い部分です)度数の移り変わりが緩やかで、ユレ・歪みが少ないのが特長です。
掛け比べは「雅」・「ウェルナ」を2~3日掛けて交換するという方法で行いました。
車の運転はしないので遠方を見るために顔を左右(横)に動かすよりも、スマホやタブレットを見たり伝票記入作業等のため顔を上下に動かすことが多くなります。(屋外よりも室内で使う時間が長いです。)
今回のモニターでの違いを一番感じたのは、顔を上下に動かすときのユレ・歪みでした。
それも遠くを見る時よりも近くを見る時です。
「雅」から「ウェルナ」に掛け替えた日でした。
立ったままパソコン画面の資料を確認しようと上から下、下から上に首を動かして見た時に僅かですが「おや?おや?罫線がゆがむぞ?!」ということが起こりました。
ユレ・ゆがみの少ないCityなのですが、オーダーメイドで作られたレンズの見え方の差を感じた瞬間でした。(ちょっと大袈裟?!)
長年遠近両用メガネを使って来たので、Field(フィールド)タイプでもそこまで感じること今ではありません。(手元の見え方は「おまけ」ぐらいのつもりで使っています。)
それでも「雅」を掛けた後では見え方の違いに気が付きます。
私のメガネレンズ度数は乱視はなく、左右差もあまりありません。
右:S+1.00 ADD 2.25
左:S+1.25 ADD 2.25
それでもこれだけの差を感じられてたということは、
左右で度数差があったり乱視が強めの方はもっと差を感じられるのではないかと思います。
両目で見た時の見やすさのレンズ設計と、選んだフレームの条件も考慮して作られるオーダーメイドレンズはさすがの使いやすさ、見やすさだと思います。
お気軽にお試しください。
とは言えないお値段のレンズですが、もっと詳しく知りたいなという方はお気軽にスタッフ長尾まで声をかけてください。力の限り説明させていただきます。