スタッフ今堀です。
先日、HOYAから新しいレンズが発売されました。
新製品はほぼ毎年のように発売されているので、いつもなら「ああ、また新製品が出るのか」というくらいの感じなのですが、今回はかなり興味津々でした。
というのも・・・
今回発売される新製品は、HOYAの眼鏡レンズのラインナップの中では、ハイエンド(最上位)のレンズだからです。
その名もHOYALUX 極!
ちなみに、「極」は「きわみ」と読みます。
ウェブサイトも更新され、新しい累進レンズのグレード表の一番上に位置しております。
HOYALUX 極が発売されるまでは、HOYALUX RSiという製品がHOYAのレンズのラインナップでは一番上位のレンズでした。
HOYALUX RSiには遠近両用のFieldタイプしかなかったのですが、HOYALUX 極にはCity(中近の見やすさを重視した遠近両用)タイプとRoom(室内用)タイプが加えられ、ライフスタイルに合わせて3つのタイプから選べるようになりました。
実は最初、レンズの基本設計はRSiと同じで、CityタイプとRoomタイプを新たに加て製品名を新しくしただけなのかなと思っておりました。
なので、FieldタイプについてはHOYALUX RSiと同じ見え方なのだろうと思っておりました。
ですが、先日開催されたオンラインセミナーを受講し、どうやらそれは間違いだったということが分かりました。
HOYALUX RSiの設計がベースにはなっておりますが、HOYALUX 極には数値化とシミュレーションに基づいた新たな設計が採用されており、HOYALUX RSiよりさらに快適な視界を求めたレンズとなっております。
ちなみに、HOYALUX 極では特に”近くを見た時の見やすさ”にこだわっており、下記の3つの新設計が採用されております。
①側方 Natural アジャスト設計
②近用 Natural フォーカス設計
③両眼 Natural コントロール設計
実は、オンラインセミナーを受講する前、担当営業さんから「今度の新しいレンズは近くの見やすさにこだわったレンズなんです!」という説明を受けていたのですが、内心、「そんなに近くが見やすいならCityタイプやRoomタイプはなくても良いんじゃないの?」と思っておりました(笑)
ですが、オンラインセミナーでレンズの設計についての説明を聞いてみると、「近くの見やすさ」というのが、僕が思っていたような「近くが広く見える」という意味とは違うことが分かりました。
遠近両用レンズなので当然近くが見える範囲は限られているのだけれど、近くを見た時の周辺部のゆがみを可能な限り抑え、近くを見た時に自然に気持ちよく見える、そういう意味での「近くの見やすさ」にこだわったレンズだということがわかりました。
もちろん、HOYALUX RSi同様、オーダメイドタイプのBOOMindivisualシリーズのレンズなので、お客様のメガネフレーム装用時の状態を計測し、そのデータをもとに設計が行われます。
実際にメガネをお作りする際は、専用のツールを使って測定をさせていただきます。
当店でオーダーメイドレンズをご購入いただいているお客様には、HOYALUX 極のご紹介を載せたDMを近日中に発送させていただく予定です。
HOYAのウェブサイトでは、HOYALUX 極の商品紹介ページも新たにできましたので、興味のある方はぜひこちらをご覧下さい。
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