スタッフ今堀です。
本日はお客様のメガネのご紹介です。
草津市からお越しいただいた新規の男性のお客様です。
TAYLOR WITH RESPECT(テイラーウィズリスペクト)のNEWモデル、swell(スウェル)をお買い上げいただきました。
福井県の鯖江市にある「めがねミュージアム」に行かれたそうで、そこで日本製の本格眼鏡に興味を持っていただき、昨年末に当店にお越しいただきました。
いろんなブランドをご覧いただいた中で、テイラーウィズリスペクトに興味をもっていただきました。
その際に間もなく入荷予定のNEWモデルをご紹介したところ、swell(スウェル)を気に入っていただきました。
「入荷したらぜひ見てみたい!」と言っていただいたので、入荷後に連絡させていただくことになりました。
入荷するまでに結構時間がかかってしまったのですが、ようやく商品が入荷し、ご連絡ができました。
早速入荷したフレームをご覧いただき、Mat Blackカラーをお選びいただきました。
こちらのフレームに入れるレンズは、遠近両用レンズをご提案させていただきました。
普段はほとんどコンタクトレンズ(以下コンタクト)で生活されており、家でコンタクトを外した時だけメガネを使われているとのことでした。
度数測定をする前に現在お使いのメガネについてお話を聞かせていただくと、「コンタクトの時はそれほど目が疲れないけど、メガネを掛けると(目が)しんどくて、本などを読んでいると眠くなってくる」と仰っておられました。
普段はコンタクトで過ごされていて、家でコンタクトを外した時だけメガネを使うという方の場合、メガネは少し弱い度数(近視の場合)にされている方が多いです。
近視の度数を弱くすると遠くは見にくくなってしまいますが、そのかわりに近くを見る時のピント調節力が少なくなるので、楽に近くを見ることができます。
そのため、目のピント調節力が低下してくる40代以降になると、コンタクトをしている時よりもメガネを掛けた時の方が目が楽だという方が多いです。
ところが、今回は正反対の答えが返ってきたため、「おやっ?」と思ったのですが、視力をチェックしてみてその原因がすぐに分かりました。
コンタクトは片目の度数をだいぶ弱くしてあるそうで、それによって近くが楽に見えるようになっておりました。
片目で遠くがしっかり見えて、反対の目で近くが楽に見えるという感じです。
それに対し、メガネの方は両目ともしっかり近視が正してあり、遠くがはっきり見える状態となっておりました。
遠くがはっきり見えること自体は良いことなのですが、その分、近くを見る時の目の負担も大きくなります。
近視をほぼ完全に補正したような状態だったので、お客様の年齢を考えるとこの度数だと確かにしんどいだろうなという感じました。
「両眼視機能に何か問題があってそれによってメガネの時に目の疲れが生じるのかな?」とも考えて一応検査もやってみたのですが、両眼視機能には特に問題が見られず、度数の問題だということが分かりました。
今回のようなケースでは、近くを見た時の目の負担を少なくするメガネが必要になります。
近視の度数を弱くしたメガネを作っていただくという選択肢もあるのですが、なるべく遠くははっきり見える方が良い(今までがそうだったので)ということでした。
今後のことを考えるとなるべく早い時期から遠近両用レンズに慣れていっていただいた方が良いかなと思い、今回は遠近両用レンズをご提案をさせていただきました。
入荷するまで結構長い時間お待ちいただいたメガネなので、掛けているのがしんどくなるメガネではなく、「コンタクトはやめてもうメガネにしようかな」、そんな風に思っていただけるような快適なメガネをお作りしたいなと思いました。
最初はちょっと慣れていただく必要がありますが、きっと使いやすいメガネになると思います。
お買い上げいただきありがとうございました!
本日ご紹介したテイラーウィズリスペクトのメガネが気になった方は、ブランドの紹介ページもぜひご覧になってみて下さい。
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