スタッフ長尾です。
先日、跳ね上げ式フレームで自宅で使うパソコン用メガネを作ってみました。
Seacret Remedy(シークレットレメディ)の跳ね上げ式フレームです。
(こちらの写真はお客様にお作りいただいたメガネです。)
女性のデザイナーさんがデザインしているだけあって、跳ね上げ式でもすごくおしゃれですよね。
ところで、どうして跳ね上げ式のフレームでパソコン用メガネを作ろうと思ったのか?
仕事の時はたまにデスクワーク用レンズの入ったメガネを使うことがありますが、家ではそれほど細かい作業はしないので室内用レンズでほぼこなせており、特にパソコン専用のメガネは必要ありませんでした。
それが今年の2月に自宅用にデスクトップ型パソコンを購入したところ、室内用メガネではモニター画面がとても見にくいのです!!
原因はモニターまでの距離でした。
普段店で使うパソコンは60〜70cmで使っていますが、奥行き50cmしかない我が家の机だと、モニターまで40cm程度しかありません。
それに加え、家の椅子は高さが調節できないので、モニター画面の位置がほぼ真正面になってしまいます。
40cmといえばもう老眼鏡が必要な距離です。
店のパソコンは(椅子を高くできるので)視線を下げてモニター画面を見るかたちになり、室内用メガネで楽に見えるのですが、家のパソコンのモニター画面はちょっと顎を上げないとはっきり見えません。
室内用レンズは真っ直ぐ正面を見た時に中間距離が見やすく、さらに下の部分を視線が通ると近い距離が見やすいように設計されています。
そのため、家のパソコンだと常に顎を上げて見るかたちになってしまい、首にかなり負担がかかります。
そこで、昨年作ったデスクワーク用レンズ「デジラク」の出番となりました。
(ちなみに、店のパソコンでphotoshopを使って画像処理をする時にはこのレンズを使っています)
室内用レンズよりも近くの距離を重視して設計されているので、とっても見やすくて使いやすい(首もラク)。
ですが、ここでまた問題が・・・
「ちょっと休憩、お茶でも飲もうかな。」と立ち上がるたびに、目の前がぼやけてしまいます。
普段から室内用レンズの見え方に慣れているので、これはちょっと辛い・・・
メガネを掛け替えればいいだけのことですが、台所に行くためだけに一々掛け替えるのが面倒なんですよね ^_^;
そこで思いついたのが跳ね上げ式のフレームを使うという方法です。
私はそれほど強くない遠視なので、近くはメガネがないと話になりませんが、離れた距離ならメガネなしでもそこそこ見えます。
パソコン作業時はレンズを下ろして、(デジラクが入った)メガネとして使い、
立ち上がって歩く時はレンズを跳ね上げて裸眼にする。
お茶を淹れるために近くを見る時はまたレンズを下ろす。
という使い方を考えてみたのですが、実際にやってみたところなかなか良い感じです。
自宅でパソコンをする時はこのメガネがあれば大丈そうです。
跳ね上げた時の姿が少し可笑しいらしいですが、とても便利なので気にしません(笑)
ちなみに、私は遠視なので離れた場所を見る時にレンズを跳ね上げますが、近視で近くがよく見える方の場合は、逆に近くを見る時にレンズを跳ね上げます。
(普通はそういう使い方をされる方の方が多いです。)