スタッフ今堀です。
青色光の中でも特に網膜へのダメージが大きいといわれているのが、
400~420nmのHEV(High Energy Violetlight)です。
この光は通常のUVカット付レンズでは完全にカットすることができません。
そこで最近では、UVカットの機能に加えて、
400~420nmの光をカットする機能をもったレンズが発売されています。
でも、ここでちょっと疑問が・・・・
本当にちゃんとカットできているの???
そこで、こんなキットを店頭にご用意いたしました。
右側に眼球の模型がついていて、網膜の黄斑部とよばれる部分が描かれています。
スイッチを入れると左側からHEVの光が照射されます。
黄斑部にはっきりと光が映ります。
光が網膜まで届く様子が目で見て分かります。
眼球模型の前にスリットが付いており、このようにレンズをセットすることができます。
UVカット付のレンズを入れてみます。
UVカット付レンズでも一応カットはしてくれるので、
少し光が弱まりますが、それでも黄斑部には光が映っています。
そこで400~420nmのHEVを効果的にカットすることを目的として開発された
東海光学の『ルティーナ』というレンズをかざしてみると、
黄斑部に映った光が薄くなっていきます。
完全にレンズをセットすると光が消えてしまいました。
目の奥の黄斑部への光がカットされたのが分かります。
視力の補正だけでなく、目の健康を守ることも目的としたレンズ、
その効果を分かりやすく実感していただけるツールです。
ぜひ、店頭でご自身の目でお確かめになってみて下さい。
※危険ですので、くれぐれも光源を直接見ないようにお願いします。