ツァイスのドライブセーフレンズを使ってみました【前編】

スタッフ今堀です。

昨年の秋より本格的に取り扱いがスタートしたZEISS(ツァイス)レンズ

自分でも使ってみたいなと思っていたところ、担当営業さんのご厚意によりモニターをさせていただけることになりました。

実際にレンズを使ってみた感想をレビューしてみたいと思います。

僕が今回試したのは、DriveSafe Lenses(ドライブセーフレンズ)という商品です。

こちらのレンズを使ってみた感想をご紹介したいと思います。

レンズの感想の前に、僕がこれまで使っていたレンズについて簡単にご紹介しておきます。

これまで使っていたのは、HOYAと東海光学の調節サポートタイプのレンズになります。

どちらもレンズの下方部分が少し弱目の度数になっており、近くを見る時の目の負担を軽減(調節力をサポート)してくれるレンズです。

ただ、ドライブセーフのラインナップには調節サポートレンズがなく、単焦点レンズか遠近両用レンズしか選べなかったので、今回はあえて遠近両用レンズにしてみました。

近くを見るための加入度数は0,75Dで、遠近両用レンズとしてはかなり弱め。

できるだけ調節サポートレンズに近い仕様にし、今まで使っていたレンズとの比較がしやすいようにしてみました。

一月ほど使ってみた感想をレビューしたいと思うのですが、その前にドライブセーフレンズについてもう少し説明させていただきます。

ツァイスのメガネレンズは、大きく分けると次の3つのカテゴリーに分かれます。

  • SmartLife(スマートライフ)レンズ 今日のデジタル時代のライフスタイルをサポートするメガネレンズ
  • DriveSafe(ドライブセーフ)レンズ 車の運転のために最適化されたメガネレンズ
  • Office(オフィス)レンズ 室内での使いやすさを考えて設計されたメガネレンズ

今回僕が試してみたドライブセーフレンズは、夕暮れ時や夜間の運転が多い方に特におすすめのメガネレンズです。

製品についての詳細は下記サイトをご覧下さい。

僕自身はカーシェア派で、普段はあまり運転をしないのですが、お客様からのお問い合わせが多いレンズなので一度自分でも使ってみて試してみることにしました。

運転をサポートするドライブセーフレンズには、主に3つの特長(レンズ設計&コーティング技術)があります。

ドライブセーフレンズの特長
  1. ZEISS ルミナンスデザイン テクノロジー
  2. DuraVision® DriveSafe コーティング
  3. 遠近両用メガネ用のZEISS DriveSafe Lens設計

ZEISS Vision Japanの公式YouTubeチャンネルでドライブセーフを紹介した動画があります。
こちらもぜひご覧になってみて下さい。

①ZEISS ルミナンスデザイン テクノロジー

瞳孔のサイズを考慮してレンズ設計を行うのが、ツァイスの「ルミナンスデザインテクノロジー」と呼ばれる技術です。
人間の目は、日中や明るい場所では瞳孔サイズは小さくなり、暗くなるとより多くの光を取り入れるために瞳孔サイズは大きくなります。
暗くなると見づらくなる原因の一つにこの瞳孔サイズの変化があり、ドライブセーフレンズは暗がりでの瞳孔サイズを元にしてレンズ設計が行われています。

②DuraVision® DriveSafe コーティング

ドライブセーフレンズには運転用に最適化された専用のレンズコーティングが付いています。
特定の波長を部分的に反射し、対向車のライトの眩しさを軽減することができます。
ルミナンスデザインテクノロジーと合わせて夜間の見づらさ改善してくれます。

③遠近両用メガネ用のZEISS DriveSafe Lens設計

ドライブセーフレンズには遠近両用レンズと単焦点レンズがあるのですが、遠近両用レンズは運転時の視線移動を考慮した設計になっています。
実際に頭および眼球運動をトラッキングする技術を使用してカードライバーの視覚行動を調べ、目の前の道路、ダッシュボード、バックミラーやサイドミラーの間で目動かした場合に焦点を合わせやすくするように設計されています。

以上がドライブセーフレンズの簡単な説明になります。

今回はちょっと長くなってしまったのでここまでにさせていただき、後編でドライブセーフレンズを実際に使ってみた感想をご紹介したいと思います。