ツァイスの遠近両用レンズ SmartLife(スマートライフ)レンズを使ってみました(後編)

・・

スタッフ長尾です。

昨日に続き、ツァイスのSmartLife(スマートライフ)遠近両用レンズを使ってみた感想です。

※レンズの見え方については個人の感想であり、あくまでも主観的な評価になります。全ての人が同じように見える訳ではないことはあらかじめご了承下さい。

自宅での家事、スーパーへの買い物、そして店での伝票の書き込み作業など、普段使いに関しては全く問題ないのですが、パソコン(デスクトップ)の画面については、今までのメガネに比べて見づらく感じました。

立ったままネットの記事を閲覧したり、簡単な発注作業はできますが、そこそこ長い時間パソコンの前で入力操作をするとなると、正直なところ結構見づらく、疲れます。

比較的老眼初期の方で、加入度数がそれほど強くない方だと大丈夫かもしれませんが、アラ還で2.50Dの加入度を入れている人間にとっては、中間部分の見え方はちょっと見にくいなあと感じます。

これまでは東海光学とHOYAの遠近両用レンズを使っておりましたが(一応どちらもそれぞれのメーカーの上位グレードレンズです)、多少見にくいもののそこそこPC作業ができました。

でもツァイスのレンズにはそこそこ見えるというような曖昧な概念は無く、あくまでも遠近両用レンズとしての使いやすさを考えて設計されているのかなと思いました。

PC作業をするのならそれ専用のレンズ(オフィスレンズ)を使いなさい、そういう事なのだなと理解しました。

そういう話をスタッフ今堀に話したところ、「カメラでもスポーツの撮影とかなら望遠レンズだし、風景撮影するなら広角レンズと使い分けるし、良いレンズほどそれぞれの場面に特化しているのかもしれない」と言っておりました。

ツァイスがどう考えてメガネのレンズを設計しているのかは分からないですが、わざわざ運転用や室内専用のレンズを作っているのは、中途半端にいろんな距離が見やすいレンズよりも、目的によって最適なレンズを使った方が良いという考え方なのかもしれないなと思いました、

今回初めてツァイスのSmartLife(スマートライフ)遠近両用レンズを使って見ましたが、遠くから近くまであまり歪みも感じず、特にスマホの画面が見やすいなと思いました。

全体的にスッキリ見えるので個人的にはとても気に入りました。

そのかわり、パソコンなど室内作業には不向きだなと感じたので、次はOffice(オフィス)レンズを試してみようと思います。

今回試してみた商品

ZEISS SmartLife(スマートライフ)遠近両用レンズ

使ってみた感想

  • 遠くから近くまでスムーズに見られる。
  • 全体的にクリアに見える。冬の空のような澄んだ見え方。
  • 遠近両用レンズにしてはスマホの画面はすごく見やすい。
  • 中間部分の見え方はもう一つ。パソコン作業にはあまり向かないかも。
  • デスクワークが多い人ならオフィスレンズと使い分けた方が良いかも。
  • パソコンや読書の時に別のメガネを持っているという人にはおすすめ。

※あくまでも個人の感想です。その方の視力や度数、眼鏡経験などによっても見え方は変わります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

レンズ選びでお悩みの方にとって少しでもお役に立てれば幸いです。

この記事は私が書きました

スタッフ長尾
レンズによる見え方の違いについて関心が高く、いろんなレンズメーカーのレンズを自らモニター体験し、そのレビューをブログで紹介している。

この記事を書いた後に、レンズを使っていて新たに気がついたことがありました。

追加の記事を書いておりますので、良ければこちらもご覧になってみて下さい。