スタッフ今堀です。
最近、マイルールというか自分との約束を一つ決めました。
それは、
電車の中ではスマートフォンを出さない、見ない、使わない。
今のところちゃんと守れています。
その時間に本を読んだり、車窓からの景色を見たり、
けっこう良いものだなと思いました。
(昔はそれが当たり前だったのですが。)
さて、話は変わりますが、
先日、東海光学のレンズセミナーに参加した際、
お客様向けのこんなパンフレットをもらいました。
全力でスマホ生活を頑張っているあなたを応援とありますが、
目に関わる仕事をしているものとしては、
全力で頑張らないようにお願いしたいところですが、
まあ、そこは置いておきます(笑)
タイトルはあれですが、中身は分かりやすくてためになる内容になっています。
店頭に置いておりますので、
読んでみたいという方は気軽にスタッフに声をおかけ下さい。
スマホを見過ぎるとことの一番の問題点は、距離です。
画面が小さい(文字も小さい)ことによって知らない内に顔に近づけて行き、
結果的にものすごく近い距離で見てしまいます。
ぜひ、電車の中で周囲の人がスマホを見ている姿を観察してみて下さい。
ほとんどの人が10~20センチ位のすごく近い距離で見ているはずです。
お仕事などでどうしてもスマホを見ることが多くなるという方も
出来るだけ目から離してスマホを見るように意識したり、
長い文章などを読む場合にはPCやタブレットを使うようにすると
目の負担はかなり減らせると思います。
時代に逆行するのかもしれませんが、
長い文章を読んだり、ブログを読んだりする時には
僕自身はPCやタブレットで見るようにしています。
たまに、ブルーライトカット付のメガネを掛けているから
スマホを見ていても大丈夫と勘違いされている方がおられますが、
ブルーライトも確かに目への影響はありますが、
近い距離にピントを合わせることによる目への負担の方がより深刻だと思います。
目が疲れて疲れて仕方がないという方の場合、
ピントを合わせる機能(調節)に問題が出ているので、
ブルーライトカット付のレンズを掛けても疲れはほとんどなくなりません。
(眩しさを和らげることができます。)
最近は「スマホ老眼」という言葉をよく聞くようになりましたが、
本を少し読み過ぎたり、試験前で集中して勉強したり、
ファミコンのゲームを夢中でやったりしても、
ここまでの症状はなかなか出ることはなかったと思います。
それが最近になってこのような症状が出る人が急激に増えて来ており、
スマホによる目への負担がいかに大きいかということが
よく分かるのではないでしょうか?
目のピント合わせをする力(調節力)が十分にある10~20代に
このような目の調節に関わる問題が起こっているということは、
調節力が低下してくる40~50代にはさらに深刻になります。
見る時間を決めたり、意識して目を休めることがすごく重要です。
スマホの見過ぎにはくれぐれもご注意下さい。