スタッフ今堀です。
最近は度の入っていないメガネ、いわゆる伊達(だて)メガネを掛ける方が増えているそうです。
コンタクトレンズを使われている方でも、コンタクトをしてその上からメガネを掛けられるという方もおられるようです。
僕がこの業界に入った頃は、どちらかというとメガネはネガティブなイメージが強く、「メガネなんて掛けたくない」という方(特に女性)が多かったです。
ところが、最近では「視力が良くてもメガネを掛けたい」という方(特に女性)が増えているようで、眼鏡屋としては本当に良い時代になったなあと思っております。
当店でもたまに伊達メガネを作りたいというご相談をいただくことがあるのですが、まだまだ少数です。
ただ、これからはそういうお客様も増えていくかもしれないなと思っております。
そこで、本日は伊達(度なし)メガネを希望されるお客様におすすめのレンズをご紹介したいと思います。
「あれっ、度が必要ないならレンズなんて何でも良いんじゃないの??」
そんな風に思われる方もおられるかもしれません。
ですが、最近のメガネレンズはUVカットはもちろん、他にもいろんな機能の付いたレンズが発売されております。
目元を明るく見せたり、くすみを目立ちにくくしたりして、メガネを掛けた時の見た目の印象を良くするようなレンズ・・・
有害な光を効果的にカットして目元の美肌対策ができるレンズというのもあります。
度なしであってもレンズ選びは実は奥が深く、お気に入りのメガネフレームと組み合わせることでより素敵なメガネになりますので、知っておいて損はありません。
おすすめ① HOYA ヴィーナスガードコートパール
レンズメーカーのHOYAから発売されているレンズコートで、HOYAのレンズであればオプションで付けることができます。
従来のメガネレンズのレンズコートは、汚れが拭き取りやすい、キズが付きにくいなど、使い勝手や機能面が重視されてきました。
これに対し、ヴィーナスガードコートパールは”見た目”に着目して開発された商品で、メイクのような効果が期待できるレンズコートです。
上の写真の真ん中がヴィーナスガードコートパールです。
通常、メガネレンズの反射光の色はグリーンまたはブルーのものが多いのですが、こちらはホワイト系(淡く白い反射光)となっており、目元を明るく見せる効果があります。
最近は少し太めのプラスチックフレームがまた流行りつつありますが、そういったフレームを掛けると目元が若干暗く見えてしまうことがあります。
ヴィーナスガードコートパールを使えばそれを上手にカバーすることができます。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
おすすめ② 東海光学 NRC(ノンリフレクションコート)
こちらは東海光学から発売されているレンズコートです。
東海光学のレンズであればオプションで付けることができます。
WEB会議中にメガネのレンズが光るというお悩みを解決するために開発された商品です。
反射光は青っぽい色ですが、従来のレンズと比較し反射率が大幅に低減しています。
写真や動画を撮影する際にもメガネが光りにくくなるので、SNSや動画配信などで伊達メガネを掛ける機会が多い方におすすめです。
おすすめ③ 東海光学 ESC(エターナルスキンコート)
同じく東海光学のレンズに付けられるレンズコートです。
昨年テレビの某番組で紹介され、少し話題になった商品でもあります。
見た目は通常のレンズコートと変わらないのですが、紫外線に加えて近赤外線も約50%カットする機能が付いております。
近赤外線は紫外線よりも肌の奥深くまで到達して、シワやたるみの原因になるといわれています。
特に目元の皮膚は薄くて日焼け止めなども塗りにくいので、紫外線+近赤外線ケアとしておすすめのレンズコートです。
おすすめ④ 肌美人ボーテ
最後にご紹介するのはカラーレンズです。
こちらも東海光学から発売されている商品で、度なしで作ることもできます。
カラーレンズというと、眩しさを抑えるためのレンズというイメージがありますが、こちらは”肌美人”という商品名からも分かる通り、目元を美しく見せることを目的としたカラーレンズです。
色彩学をベースにした3色のカラーがあり、クマを目立ちにくくしたり、くすみをカバーする効果が期待できます。
(※効果には個人差があります。)
レンズの色の濃さを選べるようになっておりますが、一番薄い8%というカラーが特におすすめです。
よく見ると色が入っているのが分かるくらいの淡い色で、普段使いもしやすいです。
度なしでメガネを作る方にもおすすめのレンズをご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
「どうせ伊達メガネなんだし、レンズなんて何でも良いや」
そんな風に思われる方も多いかと思いますが、レンズコートやカラーによって意外と見た目の印象が変わることもあります。
度数の強い方であればレンズの選択肢が限られてしまうことも多いですが、度が必要なければレンズの厚みも気にしなくて済みますし、自由にレンズを選択することができます。
せっかくお気に入りのメガネフレームでメガネを作るのであれば、レンズにもちょっぴりこだわってみませんか?
本日ご紹介した商品は店頭にサンプルもございますので、興味のある方は気軽にスタッフまで声をおかけ下さい。
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