メガネレンズが傷つく原因 2

スタッフ長尾です。

何気ない日常生活の中で傷ついてしまうメガネレンズ。6月13日のブログで書いた以外にもこんなことでも?ということで傷がつきます。

それはメガネレンズの乾拭きです。

外出先で、仕事中に。ついついハンカチなどで拭いてしまうことがあるかと思います。それも結構ゴシゴシ拭いていませんか?これが気付かぬうちにレンズ素材を守るコートに傷をつけています。

というもの、使用中のメガネレンズの表面にはゴミやほこり(砂粒)などの細かくて硬い異物が付いていることもあります。

その異物のついたままでいきなり乾拭きしてしまうと、異物が表面を引っ掻いて傷の原因になってしまいます。

きれいにしようとさらにゴシゴシ拭くことで益々傷がついてしまうことになります。

レンズを拭くときはまず最初に水洗いをしてください。

流水でサーっと表面の埃などを流すことが大事です。

そのあとはティッシュペーパーなどで水分を拭き取り、メガネふきで優しく拭いてください。

*水分はしっかり拭き取ってください。

レンズ表面に水分が残ったままにしておくと、水あとがシミのようになって見にくくなります。


優しくというのは、サンドイッチをつまむくらいの力加減です。

メガネ拭きで拭く際は拭くほうのレンズを持って両手で拭いてください。

最近のレンズのコート(反射防止などの膜)は撥水加工等が施してあります。

汚れが付きにくく、汚れが付いても拭き取りやすくなっているので、ゴシゴシ力を入れて拭かなくてもきれいになります。

一度レンズについてしまったキズやコートのハガレは元に戻りません。

優しく扱ってメガネを長持ちさせてください。