スタッフ長尾です。
ツァイスのOffice Lens (ツァイス オフィスレンズ)Bookのモニターを始めるのと一緒に、調光レンズ「フォトフュージョンX」の使用も始めました。紫外線に反応してカラー濃度が変化するレンズです。
グリーンのフレームに合わせてグリーン系の「エクストラ」にしたのですが、思いのほか見え具合がいいのです。
これまで使った「ブラウン」と「グレー」のサングラス(スポーツ用)よりも、景色の色が自然に見えて違和感が(ほぼ)ありません。もちろん眩しさもしっかりカットしています。
ブラウン」と「グレー」とどのように違うか(感じるか)、少し書いてみようと思います。
※レンズの見え方については個人の感想であり、あくまでも主観的な評価になります。全ての人が同じように見える訳ではないことはあらかじめご了承下さい。
レンズのカラーによってカットする光の種類(波長)が異なります。
紫外線に近い短波長光をしっかりカットするカラーや、逆に長波長光をカットして短波長光は透過させるカラーなどがあります。カラーによってカットする波長が異なるのでレンズを通して見た時の見え方が変化します。
ブラウン系カラーの特徴と見え方(感じ方)。
ブラウン系のカラーは、長波長光(赤系)は透過させ、短波長光(青系)をしっかりカットします。
無色のレンズで見ている時に比べると、景色の色が赤っぽくなるのですが、コントラストが上がるので、景色はくっきり見える気がします(特に緑色の木々や葉っぱ、山も見やすいです)。
赤みが増すので、真昼でも夕暮れ時の様な見え方になります。そのため「日が暮れるから早く帰らなきゃ!」と少々気が焦ります(笑)
グレー系カラーの特徴と見え方(感じ方)。
グレー系のカラーには、色調の変化があまりなく(可視光線の波長域を同じようにカット)、光量のみが減光するといった特徴があります。
普段使っているメガネ(透明レンズ)で見ている時に近い感じで、眩しさだけが抑えられるという感じです。
眩しさを抑えられるぶん薄暗く感じるので、夏場は快晴なのに夕立が来る前のような見え方なります。「洗濯物大丈夫?」で、これもまた「早く帰らなきゃ!!」と気が焦ります。
・夕暮れ時のような見え方のブラウン。
・一雨くる?!と薄暗く感じるグレー
それらに比べると、グリーン系カラーは長波長光(赤系)や短波長光(青系)を程よくカットします。
ブラウンのように赤っぽくならず、またグレーほど薄暗く感じないので、視界に違和感がありません。
普段使っているメガネ(透明レンズ)で見ている時に近い見え方がご希望なら、グリーン系カラーをお勧めしたいなと思いました。
夏本番前にサングラスご検討中でしたら(カラーにお悩み中でしたら)グリーン系カラーおススメです!
サングラスをお作りいただくときは、なるべくお天気の良い日(昼間に)にお越しください。カラーによる見え方の違いを体感していただけます。