ツァイスの調光レンズ、フォトフュージョンX。レンズの濃さの変化を調べてみました。

スタッフ今堀です。

最近、スタッフ長尾と二人でツァイスのフォトフュージョンXという調光レンズを入れたメガネを作りました。

今回はブルーとパイオニア(グリーン)の2色でそれぞれ作っており、出来上がったメガネもこのブログやインスタにアップしております。

そちらをご覧になられた方は、「なるほど、こんな感じの色になるのか」と思われたかもしれませんが、実はちょっとご注意いただきたい点がございます。

実は、ツァイスのフォトフュージョンXに限らず、メガネ用の調光レンズは、気温や紫外線量によって濃さが変化します。

晴れた日(紫外線量が多い)は色が濃くなり、曇りの日(紫外線量が少ない)はあまり濃くならない、これは結構イメージしやすいかと思います。

ただ、天候以だけでなく気温によってもレンズの濃さが結構変わります。

なので、調光レンズを使われる季節や環境によっては、このブログやインスタに載せているような色味と若干異なる場合があります。

では、どのくらい濃さが違うのか?

濃さの違いが分かるようにいろんな状態で撮影をしてみました。

今回はスタッフが私物として使っているブラウン、ブルー、パイオニア(グリーン)の3色で試してみました。

気温の影響を受けないようにUVライトを照射して一番濃くなる状態を再現しております。

UVライトをしっかり当て続けるとこれくらいの濃さまで濃くなりました。

「こんなに濃くなるんだ!」と思われた方もおられるかもしれません。

今のように気温が高い時期だとなかなかここまで濃くはならないのですが、冬場に雪山とかに行くとこれくらいの濃さまで濃くなります。

先ほどの状態から少し時間(20~30秒ほど)が経った状態です。

先ほどに比べるとだいぶ薄くなりましたが、見た目的にはこれくらいの方が使いやすいかもしれません。

今くらいの時期で天気も良い日だとこれくらいの濃さでしょうか。

(最近は年々気温が上がっているので、真夏だとここまで濃くならないかもしれません。)

ちなみに、冬場の冷え込んだ日なら曇っていてもこれくらいの濃さになります。

さらに時間が経って薄くなった状態です。

うっすらと色が入っているという感じですね。

これは曇りの日のイメージです。

曇りの日だと色が濃くならないと思っておられる方もおられるかもしれませんが、曇りの日でも紫外線は降り注いでいるので、これくらいの濃さ(季節によってはもう少し濃いかも)にはなります。

時間が経ってほぼ元の色に戻った状態です。

これを見るとお分かりいただけるかと思いますが、クリアレンズのように完全に透明になるわけではなく、若干色づいて見えます。

調光レンズを販売させていただく際には、「室内ではほぼ無色」という言い方をさせていただくのですが、厳密には若干色が入っております。

ただ、白い布の上に置いているのでそれが目立ちますが、実際に掛けるとそこまで気にならないくらいの濃さだと思います。

いかがだったでしょうか?

今回はツァイスのフォトフュージョンXという調光レンズの3色のカラーを使って、最も薄い状態から最も濃くなった状態(あくまでも推定)の違いを見てみました。

調光レンズは紫外線量や気温によってレンズの濃さが変化しますが、それがこのレンズの面白いところであったりもします。

夏に向けて調光レンズの購入をご検討中の方の参考になれば幸いです。

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