スタッフ今堀です。
昨年くらいから強度数(特に近視)のお客様がすごく増えております。

皆さんが特に気にされるのが、出来上がったメガネのレンズの厚みです。
度数が強いと出来上がったメガネのレンズもどうしても厚くなってしまいます。
できるだけレンズの厚みが目立たないように薄く仕上げるためには、高屈折率のレンズを使うという方法があります。

メガネのレンズには屈折率という数字があって、この屈折率が高いレンズほど同じ度数でも薄く作ることができます。
ただ、その分、レンズのお値段も高くなってしまいます。
高いお金を払ってでもレンズの厚みにこだわるのか・・・
それともレンズの厚みは妥協してフレームやレンズのコーティングなどにお金をかけるのか・・・
皆さん、とても悩まれます。

こんな時、「じゃあ、高屈折率のレンズを使えば、レンズの厚みって実際にどれくらい薄くなるの?」ということが分かればすごく便利だと思いませんか?
実はこれ、お調べすることができます!
お客様のメガネの度数とPD(瞳孔中心間距離)、そしてお使いになるメガネフレームがあればシミュレーションをすることが可能です。

レンズのどの方向が一番厚くなって何ミリくらいの厚みになるのか?
レンズの重量はどれくらいになるのか?
そういうことを事前にお調べすることができます。
(シミュレーションの数字はあくまでも目安なので、実際に出来上がった時には若干変わる場合もあります。)

たとえば、同じフレームで屈折率1.67素材のレンズを入れた場合と、1.74素材のレンズを入れた場合でレンズの厚みがどれくらい変わるのか?
そういった比較も出来ます。
比較した結果、大した差が出ないのであれば(そういう場合もあります)無理に高屈折率のレンズを使わずに済みます。

実は、高屈折率のレンズを使っても、お客様の度数や選ばれたフレームによってはあまり効果がない場合もあります。
(厳密には薄くはなるのですが、見てもほとんど分からないくらいの違いしかありません。)
そういう場合にはきちんとそのことをお客様にお伝えさせていただきます。

「私の場合はどうなんだろう?」と気になる方には、厚みのシミュレーションをしてみますので、気軽にスタッフにお尋ね下さい。
※ただいま東海光学の屈折率1.76素材の超薄型レンズの納期遅れが発生しております。
詳しくは下記の記事をご覧ください。