スタッフ今堀です。
メガネのフレームを素材別に大きく分けると、プラスチック系(セルロイドやアセテートなど)とメタル系(チタンや合金など)に分けられます。
市販されている多くのフレームはどちらかのタイプになるのですが、この二つの異なる素材を組み合わせて作られているフレームもあります。
その名もコンビネーションフレーム。(略してコンビフレームと呼んだりもします。)
クラシックなデザインのメガネフレームで使われることが多いのですが、最近はそういうデザインが流行っていますので、
見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
今日は当店にあるメガネフレームの中から、このコンビネーションフレームを2型ご紹介したいと思います。
isoTope (アイソトープ)
IS-511
サイズ:48□21-140
37,800円(税込)
TAYLOR WITH RESPECT (テイラーウィズリスペクト)
union(ユニオン)
サイズ:49□20
55,000円(税込)
どちらのフレームも、フロント(前枠)部分はプラスチックになっています。
ただ、フロント全体がプラスチックで作られているわけではなく、真ん中のブリッジと呼ばれる部分にはメタル(チタン)が使われています。
メタルフレームと同じように鼻パッドを付けるためのクリングスと呼ばれる部品が付いているので、鼻パッドの角度なども調整することができます。
テンプル(ウデ)部分も金属素材のものが付けられています。
太いプラスチックのテンプルが使われているフレームだと、テンプルにしなりがないので、がっちりしたホールド感になりやすいです。
コンビネーションフレームの場合は、メタルフレームと同じように顔幅に合わせた調整もでき、細身の金属素材や弾力性のある金属素材を使うことで、テンプルにしなりを生むこともできます。
見た目はプラスチックフレームに近い感じになるので、プラスチックフレームならではの存在感や生地の美しさなどを生かしつつ、メタルフレームのような掛け心地の良さも実現することができます。
ただ、コンビネーションフレームならではの欠点もあります。
フロントとブリッジ、テンプルが完全に一体ではなく、ネジなどで固定することになるので、ネジの緩みによってガタツキが発生したりします。
さらに、オールプラスチックのフレームに比べると値段が高くなります。
本日ご紹介した2本のフレーム、店頭に並んでおりますのでご試着いただくこともできます。
気になった方はぜひ試着してみて下さい。