よくあるご質問(補聴器について)
補聴器についてよくあるご質問です。
お問い合わせ前にこちらをご確認ください。
片耳で大体13万円くらいからになります。※補聴器は非課税です。
それくらいの価格の補聴器をお選びいただければ最低限の機能も付いており、ご購入後も快適にお使いいただけるかと思います。
ご購入後の使い勝手なども考えてなるべくコストパフォーマンスに優れたものをご提案させていただいております。
一般的に高価な補聴器の方が細やかな音質調整ができ、環境雑音や突発的な衝撃音など抑える機能が優れています。
特に騒がしい環境や複数の人と会話をする時などに、補聴器のグレード(価格)の違いを感じてもらいやすいかと思います。
外出することが多くて屋外でも人と話す機会が多い方の場合には、少しグレードの高い補聴器を使っていただいた方が良い場合もあります。
補聴器は医薬品医療機器等法で定められた管理医療機器であるため、効果や安全性などについて一定の基準をクリアし、正式な認定を受ける必要があります。
通信販売などでは補聴器ではなく集音器が販売されていることも多く、集音器に関しては医薬品医療機器等法の規定がないため、かなり安価なものを製造して販売することもできますが、効果や安全に関しては基準をクリアできていないものもあります。
また、集音器ではなく補聴器を販売している場合もありますが、補聴器のメーカーの型落ちした古い製品を使っていたり、店舗での調整やアフターケアがないのでその分価格が安くなっているということもあります。
ご自身の聴力に合わせて調整された補聴器を使っていれば、まずそのようなことはありません。
最近の補聴器は、耳を痛めるような大きな音が入ってきた時にはそれを自動で抑える機能も付いているので安心してお使いいただけます。
ただし、耳の病気がある場合には補聴器を装用することによってそれを悪化させてしまう場合もあるため、補聴器を使っても問題ないか事前に担当医にご相談下さい。
一般には5〜6年くらいが目安と言われております。ただ、使い方やメンテナンスの仕方によって耐用年数はかなり変わります。
お手入れをしっかり行うことで長く使用されているお客様もおられますし、毎日のお手入れと定期的なメンテナンスが大切になります。
片耳が全く聞こえない、補聴器を付けてもほとんど効果がないといった場合には、片耳だけ装用することもありますが、基本的には両耳装用をおすすめしております。
両耳装用には、「音の方向感覚が得やすくなる」「騒音の中での聞きとりが良くなる」「より自然な感じで音を聞ける」「片耳装用時ほど音量を上げなくても良いので疲れにくい」などのメリットがあります。
補聴器をつけていない方の耳は言葉の聞き取り能力が次第に衰えていくという研究結果もあるので、できるなら最初から両方の耳につけていただいた方が言葉の聞き取り能力の予防という観点からも良いかなと思います。
残念ながらどれだけ高価な補聴器をつけたとしても若い頃のような聞こえには戻りません。
若い頃のような聞こえを取り戻せると期待されて相談に来られる方も多いですが、それは無理だということははっきりお伝えさせていただいております。
補聴器に対して過度な期待は禁物ですが、補聴器を装用することで聞こえに対する不安が軽減されれば、より活動的な生活が送れるようになります。
補聴器は音に慣れるまである程度の時間が必要となります。
最初の内は少し弱めの音からスタートし、徐々に必要な大きさの音に調整する場合が多いです。
最初の内は思ったほどよく聞こえないので、効果がないのではないかと感じてしまうかもしれませんが、補聴器に慣れてくれば聞こえも改善されてきます。
せっかく補聴器を購入されても結局使わずに家に置いたままになっているという方も結構おられるようです。
補聴器は購入して終わりではなく、補聴器で聞くためのトレーニングを続けたり、使用環境に合わせた調整が必要となります。
使いこなせるようにまで少し時間がかかることも知っておいていただけると幸いです。
父の日や母の日、敬老の日などに補聴器をプレゼントしたいというご相談も時々いただきます。
こっそり買ってご家族の方を喜ばせたいというお気持ちはとても素敵だと思います。
ですが、実際に使用されるご本人に補聴器を使いたいという意欲がなければ、せっかくプレゼントした補聴器も全然使わずに置いたままになってしまうかもしれません。
買った補聴器をただ渡すのではなく、ご家族の方も一緒にご来店いただいて説明を聞いていただき、ご本人の意思を確認してからプレゼントされることをおすすめします。
まずはご本人が「人の話を聞きたい」「会話をしたい」という気持ちになることが大事だと思います。
そういうモチベーションのある方は、補聴器のトレーニングにも意欲的に取り組まれ、補聴器を使いこなされています。
また、ご家族の難聴や補聴器に対する理解やサポートもとても重要です。